先日は浴衣のお手入れ、手洗いバージョンをご紹介いたしました。
今回は手洗いでなく、洗濯機を使用したお手入れの仕方をご紹介いたします。
準備するのは洗濯用ネット。
浴衣を本だたみにして洗濯ネットに入れます。
この時遊びがあるとしわしわになったりするのでなるべく隙間を
作らないようします。洗濯ネットが余っていたら結んだりします。
そして一番弱い(柔らかく洗うようなイメージです。)洗いモードにします。
ここで一番大事なのは「脱水を掛け切らないこと」
脱水を完全に行ってしますとしわしわでアイロンが必須となります。
ですので、私どもは脱水の時間は30秒~1分を目安にとお伝えさせて頂いております。
脱水時間が少ないので、正直びちょびちょだと思いますが、
ここまでくれば先日のゆかたの干し方と同じに行います。
水が垂れても良い場所で着物ハンガーを使用にある程度手で伸ばして
あとは放置します。
余談ですが、お外に干される方もいらっしゃると思います。
日差しが強い真夏や何日間か干しとくのはご注意くださいませ。
直射日光は強力なので、色焼けを起こすことが否定はできません。
一番安全なのは日陰で干すことが良いかと私は思います。
また次は小千谷縮か仕立てのお話を書こうか迷っているところですが、
何か知りたい情報等ございましたらお気軽にコメントくださいませ。