成人式の振袖選び、タイミングは色々ありますが、一番多いのは「(自分が参加する)1年前の成人式が終わった直後」と言われています。つまり、来年の成人式の振袖選びはそろそろと言うところですが・・・新型コロナウイルスが流行している今、人が集まる特設会場は避けたいし、慣れない着物をネットで選ぶのも不安という方も多いでしょう。
そんな時にオススメなのは、呉服店かも知れません。今回はコロナ禍で振袖を選ぶポイントをお知らせします。
目次
1.事前に「色」を3種類決めましょう!
振袖を選ぶ際に、どうしても譲れないのが「色」です。着物はデザインがほとんど同じなので、色で全体の雰囲気が決まりますから、色選びは重要なウエイトを締めます。普段洋服でも着ている色を選びたいかも知れませんが、和服と洋服では似合い方が違うので注意しましょう。
着物を肩に当てたりして、ご自分に似合う色を探すのが良い方法ですが、コロナ禍では呉服店に滞在する時間も少なくしたいもの。色も3種類くらいに絞って、振袖を探してみて下さい。
振袖で外せないのが「赤」です。成人式振袖の7~8割は赤系とも言われる位、振袖は「赤」が多いと言われています。「赤色なんて普段着ないからイメージが湧かない」と言う方も多いでしょうが、赤色にも色々ありますから大丈夫。若々しい華やかさがある「赤」は、実際に合わせてみると、ピッタリというお嬢様も多いですよ。まずは「赤」を選びます。
次に選ぶ色は「好きな色」。大人っぽい「黒」やスタイリッシュな「青」、理知的な「緑」など、ご自分の好みの色をチョイスします。「好きだけど、似合わない」と思っている色も、着物ならOKかも知れません。それほど着物と洋服では違うのです。成人式の振袖は大切な1枚ですから、好きな色も選択肢の1つに入れておきましょう。
3種類目は「気になる色」です。カタログに載っていて素敵と感じた振袖の色、好きなタレントさんが着ていた着物色など、心に残った色は有りませんか?新しい自分を発見するつもりで、色合わせをするのも楽しいですよ。
2.ベテランの店員さんに付いてもらうと安心です
呉服店にも色々な店員さんがいらっしゃいます。同年代の店員さんは、話しやすいかも知れませんが、着物はやはりベテランさんに付いて貰いましょう。
先ほど「色」を選んで下さいとお伝えしましたが、同じ色でもダーク系、パステル系と色々あり、雰囲気も大きく変わります。あなたのイメージに合う色の振袖をベテランの方に選んでいただき、合わせていただければピッタリ決まる事も多いですよ。
また着物が決まった後も、帯や帯揚げなど小物を選ばなくてはいけません。小物が着物と合わないと、着物姿もスッキリしないので、このコーディネイトが大切なのです。センスはもとより、和服独特の決まりもありますから、ベテランさんに小物を出してきてもらい、振袖と組み合わせてみましょう。
3.呉服店に行く前の準備
もしご自宅に「袋帯」などがあったら、お店に一緒に持って行くのも良いでしょう。フォーマル用の袋帯は、色々な着物に似合います。金糸・銀糸を多く使ったものなら、豪華ですから振袖にもピッタリ。お手持ちのものが使えれば、その分節約になるかも知れません。袋帯は、振袖用だけでなく、留袖や訪問着に合わせたものでも大丈夫です。一度呉服店に持って行ってみて下さい。
振袖を選ぶ時は、仮に着せてもらう場合もあります。その時に無駄な時間を取らないよう、呉服店に行く服装にも注意します。髪の毛の長い方なら、アップに出来るようにゴムや髪留めを持って行く、靴下は「白」を用意する、襟元はスッキリしたデザインの服を着る(タートルネックのセーターなどはNG)などなど。コロナ禍の時は、着付けでもできるだけ店員さんと距離が取れるように、お互い注意しましょう。
4.まとめ
成人式の思い出は、大切なものです。後悔のないように、備えましょう。一度にすべて決めてしまうのではなく、数回に分けてお店に相談に行くのもコロナ禍の時はオススメです。
素敵な振袖に巡り合えるように、頑張って下さい!
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