いつの間にか8月。まだまだ気軽にお出掛けが出来る状況ではないですが、
ほんのり気分だけでも味わいたい。
そんな時には”おうち浴衣”がお勧めです。
ビシッと着る場合、驚かれる方も多いですが浴衣は難易度が高いのです。
(浴衣は綿生地。着ようにもどこもかしこも一緒にくっついてきてしまうからです。)
ですが、おうち浴衣なら関係ありません!
ちょっと短めにきつけたり、兵児帯でラクちん。
でも、気軽に着てもお手入れが出来なくては大変ですよね。
そこで今回は浴衣のお手入れ方法のご紹介です。
最初にご紹介するのは、手洗い。
買ったり、お誂えして日が浅い場合には手洗いをお勧めします。
1回目から洗濯機を使うと一気に縮んだりすることがあるからです。
準備するものは、桶と洗濯用洗剤と着物ハンガー。
浴衣を本たたみし、そこからさらに桶に入るサイズ(例.横から見たらWになるように三つ折り)
して、水と洗濯用洗剤を入れ押し洗い。
何回か繰り返した後、洗剤が残らないように水でしっかり押します。
この洗っている最中は畳んだまま形は崩さない方が洗いやすいです。
形を崩してしまうと、お手入れ後のアイロンが必須になります。
脱水の時は水を足さずに手で押します。
この時、部屋の中でそのまま広げるとビショビショになるのでご注意を。
着物ハンガーがある、浴衣を干せるところへ移動し広げて乾くまで放置。
濡れたままを保つことで、水の重みで浴衣が伸び、綺麗になります。
ただ、お手入れ後は糊が抜けている状態で柔らかいです。
それが気になる方は、衣類用の糊を使ってみると良いと思います。
今度は、もう一つのお手入れ方法をご紹介したいと思います。